海外のIC乗車券
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イギリス
Oyster Card
利用可能エリア
 ロンドン市の鉄道など
サービス利用開始日
 July 2003
発行枚数
 over 10 million as of March 2007
イギリス・ロンドン市の公共交通機関で使用できるIC乗車券。利用方法は日本とは同じように改札口の読み取り装置にかざして通過する。乗車券には、定期券(Travelcard)やSFチャージ(pay as you go)などの機能がある。日本とは違い、ロンドン市では、駅できっぷを購入するよりOyster Cardを使用するほうが運賃が安くなるというユニークな仕組みになっている。旅行の場合、1日乗車券を購入しなくても、Oysterでの合計使用金額が1日乗車券の金額を超えないようにするCapping機能があり、とても便利である。しかし、国鉄では、Oyster Cardのpay as you goで乗車できない区間があるなど注意が必要だ。滞在先の最寄り駅が国鉄なら、磁気式の1日乗車券を購入するのがお勧め。なお、ビジター用のカード(Visitor Oyster Card)は日本国内でも購入できる。

フランス
Le passe Navigo Decouverte
利用可能エリア
 パリ市の鉄道など
サービス利用開始日
 2001年
フランス・パリ市のメトロ(RAPT)、フランス国鉄RER(SNCF)などで使用できる。日本のICカードと違い、SFチャージでの乗車はできなく、写真のNAVIGO Decouverteでは1週間または1カ月分の定期券をチャージする形式。ICカードのみは5ユーロで購入できる。NAVIGOには2種類あり、NAVIGOはパリ市居住者向け、NAVIGO Decouverteは非居住者向けであり、観光客が購入できるのは、現実的にDecouverteのみである。裏面に金属の接点が見えるが、改札口は非接触で通過できる。パリジャンは日本人のように財布に入れるのではなく、カバンの底に置いといて、カバンごとリーダーにかざして通過すのが主流なスタイルだ。だが、日本ほど治安のよい国は世界的に珍しく、パリの自動改札も不正乗車防止のため、身長以上の大きなゲートがついていて、とても日本のようにスイスイは通れない。

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